学びの言葉。~「Local write#06」(その1)

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2017年11月末に「Local write#06」を千葉県いすみ市で開催しました。
ぼく自身、気づきや感じたことの量がこれまで以上に大きかったので、忘れないように何回かに分けて記しておこうと思います。
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「Local write」は、ライター志望者や地域に興味がある人、また、自分の書く文章に向き合いたい人を対象とした合宿スタイルの実践ワークショップで、4日間の期間中、毎日2時間程度のワークを繰り返していきます。そこでは、とあるテーマに対して参加者全員がそれぞれインタビューや執筆などを行い、そのアウトプットを材料にして、全員が感想や所感を述べ合うレビューを行います。

「書く経験を自分でやると、それまで普通に読んでいたものが全く違って見えてくる」
「書けば書くほど、書いたものには自分自身が表れるとわかる」
「執筆記事の中身を広げるのも深めるのもインタビュー次第」

これらは、そうしたレビューのなかで今回参加者が発言したものの一部です。本質的で的を得た発言がこのほかにもたくさんあり、参加者が自分の中に学びを落とし込んだことを感じられたのがなによりうれしいことでした。

このように、対象に入り込むことと俯瞰して考えることの繰り返しで参加者が自ら最大限に学び、4日間の最後に地域の人をインタビューして書く原稿を含めて‟自分の言葉で表現すること”。それが、ぼくが「Local write」でやろうとしていることです。今回、参加者の口から聞けた学びの言葉は、ぼくにこのことを改めて確認させてくれました。

(つづく)

(その2「オペレーターではなく、表現者として」)

◆開催パートナー・地域の募集◆
『ローカルライト』は、3泊4日で行うインタビューとライティングの地方滞在型ワークショップです。参加者はインタビューとライティングについて学び、まちに触れ、人を知り、仲間を作り、最終的に原稿を仕上げていきます。これまでに、関東、関西、北陸、九州(2018/1月時点)で開催してきました。
まちにとっては取材対象とまちそのものを公報し、開催地と縁のある人を増やすという側面があり、参加者にとっては地域での暮らしや仕事を知り、書き手としてのスキルを育むという側面があります。
たとえば、「外部の目線で地域を発信したい」「webマガジンで公報したい」「地域の刊行物を作りたい」「地域の食に光を当てたい」というニーズがあり、開催に興味をお持ちの方は、ぜひこちらからお問い合わせください。※主催される地域の方の参加ももちろんOKです。

contact

◆最新情報はローカルライトのfacebookページでも発信しています◆
https://www.facebook.com/localwriting/

次回の開催等をこちらのfacebookページでも告知しますので、どうぞご確認ください。

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