【第6期「LOCAL WRITE」の募集開始!】

Pocket

『LOCAL WRITE~房総いすみの物語を編む4日間~』2年半ぶりに関東で開催!
2017年11月23日(木)~26日(日)

地方を舞台として、まちに滞在しながら情報発信を学び、実践をおこなうライター・イン・レジデンス『LOCAL WRITE(ローカルライト)』。今回の開催地は千葉県いすみ市です。約2年半ぶりとなる関東開催は、いすみ市を知り、そこで働く人について書き綴る4日間のプログラムとなります!

※「ライター・イン・レジデンス」とは一定期間ライターに滞在場所を提供し、その創作活動を支援するプログラムのこと。

ライター・イン・レジデンス『LOCAL WRITE』は、「地方に興味のある人/発信力を身につけたい人を対象とした合宿スタイルの実践講座」として、これまで全国で開催。参加者は開催地に住む取材対象者を取材/執筆し、その原稿はwebマガジン『greenz.jp』『カブス』『reallocal』などに掲載されてきました。また、地域の取組みを発信する冊子の編集と制作を行ったこともありました。

【過去参加者が執筆した掲載記事】
http://isokiatsuhiro.com/category/project/article/

いすみ市とは?

千葉県・房総半島の太平洋側に位置するいすみ市は、農業漁業といった一次産業がさかんで、人口の多い千葉市や内房総とも異なる風土が育まれています。
また、ものづくりと対面式の商いを生業とする人々が自然発生的に集まり、30~40歳代を中心とする移住者と地域出身者によるゆるやかなコミュニティが形成されています。
【参考】
房総いすみ地域で、好きを仕事にしてくらす人たちにフォーカスした書籍
『「小商い」で自由にくらす~房総いすみのDIYな働き方』(磯木淳寛著)

参加者がgreenz.jpの新連載企画のライターに

今回の『LOCAL WRITE』では、これまでと同じく、4日間でライティングのワークおよび、本番の取材と執筆まで行いますが、それと併せて参加者の中からwebマガジンgreenz.jpでこのあと新連載される、いすみにフォーカスした企画を執筆するライターを発掘できればと思っています。

※原稿掲載者には『LOCAL WRITE』から原稿料のお支払いもさせていただきます。

なお、ここで掲載されなかった参加者の方にも、今後ライターとしてお声がけさせていただくこともあるかと思います。

地方に滞在し、働く人の実際を知るだけではなく、Webマガジンに原稿が掲載されることは書き手としての経験値の向上と実績にもなりますので、書き手としてスキルアップしたい人もぜひご参加ください。
参加者同士、また、いすみで活動するさまざまな人との繋がりは、今後の財産ともなるはずです。たくさんの方の応募を楽しみにお待ちしています。

※磯木淳寛は連載企画の編集をgreenz.jpから請け負っている個人です。
※『LOCAL WRITE』の主催は磯木淳寛であり、greenz.jpではありません。

こんな方が対象です

・地域の魅力を発信するためのヒントを得たい人
・書くことを仕事やライフワークにしたい学生・社会人
・編集者やライターという仕事に興味のある人
・いすみ市や地方の仕事と暮らし方に興味のある人
※文章をこれまでにほとんど書いたことがない人には、少し難しい内容かもしれません。

■簡単な流れ

◇ 1日目 :
・講座「地域を発信するということ」
・講座「なにを考えて取材する?書く?」
・WS「問いをつくるワークショップ」
・WS「文章ワークショップ」

◇ 2日目 :
・インタビュー実践
・WS「自分らしさの表現のために」

・WS「会話と取材」
・WS「自由な思考の方法」

◇ 3日目 :
・講座「取材前にすること」
・いすみ市に住むかたへの取材/執筆
・取材の振り返り
・執筆

◇ 4日目 :
・執筆
・講座「メディアリテラシー」
・4日間の振り返り

※上記はあくまでも一例の抜粋であり、内容はフレキシブルに変化します。

期間中に取材の仕方を学び、いすみ市に住むかたへの取材と執筆後、実際に掲載となります。(もちろん内容次第です!) ※取材先は主催者がアレンジいたします。

■開催概要

【日時】 2017年11月23日(木)~26日(日)
集合 11/23(木)13:00頃
解散 11/26(日)13:00頃
※詳細は参加決定後のメールにてご連絡します。

【会場】 千葉県いすみ市 コワーキングスペースhinode 他
※最寄駅はJR外房線大原駅、徒歩15分

【参加費】 44,000円(税込)
※コワーキングスペース4日間利用料込み
※別途、シェアハウス宿泊費/光熱消耗品費計5,400円(税込)

【定員】 8名
※お申し込み多数の場合は、お申込内容から選考いたします。

【持ち物】
・ノート、筆記用具、パソコン
・影響を受けた本と好きな雑誌1~2冊
・その他宿泊用品(洗面用具、着替え、タオルetc)など
※wifiあり。洗濯機使用不可。
※トイレとお風呂と台所は共同。

■お申込み

▼下記の項目1~13を本文に記載し、下記メールアドレス宛てにお送りください。

writerinresidencejapan[at]gmail.com
※[at]を@に変えて送信ください。

1.氏名(フリガナ)
2.性別
3.年齢
4.電話番号
5.メールアドレス
6.お住まいの市区町村
7.ご自身のFacebookURL (https://www.facebook.com/●●●●)
8.ご自身のHPのURL(もしあれば)
9.仕事・普段していること
10.お申込みの動機
11.今とくに興味を持っていること ※500字前後で書いてください。
12.これまでに書いたなんらかのテキスト(もしあれば)※webのurlでも、ファイル添付でも構いません。
13.webマガジン『greenz.jp』に寄稿・掲載したいですか?

【申込〆切】
今回の参加が難しい方は、次回の開催等をこちらのfacebookページでも告知しますので、どうぞご確認ください。
https://www.facebook.com/localwriting/

【免責事項】
・近隣住民への迷惑になる行為および、ほかの建物や器物損壊、その他ご滞在頂くことが不適と判断させて頂いた場合には、期間中でも、滞在を終了とさせていただきます。また、器物損壊があった場合には実費をお支払い頂きます。
・現地までの交通費や食事等、滞在中にかかる費用は各自でのご負担となります。
・滞在中の様子は、LOCAL WRITEのホームページやfacebookページ、今後のレポートなどに掲載されることを予めご了承ください。

■主催者紹介

磯木淳寛(いそきあつひろ)
編集者・文筆家・プランニングディレクター。自然と共生する価値観と地域の可能性をテーマに編集・執筆・企画。多方面のプロジェクトに関わる。地域の物語を編む合宿型ライター・イン・レジデンス「LOCAL WRITE」を主宰し、全国で開催。2017年より、地域メディアプログラムを千葉県いすみ市の中学校に導入。地域×情報デザイン×教育の分野で活動中。各地のローカルメディアの編集・制作にも携わる。主な執筆媒体は『ソトコト』『Be-Pal』『季刊自然栽培』ほか。

Profile

また、今回の開催地である房総いすみ地域を編集・執筆した著書『「小商い」で自由にくらす』を2017年1月に出版しています。

『「小商い」で自由にくらす』は、こんな本です。

 

■開催場所

コワーキングスペースhinode

千葉の外房に位置する自然豊かな、千葉県いすみ市大原。
2017年春にオープンしたコワーキングコミュニティ「hinode」にて講義やワークショップを行います。関東随一のサーフィンスポットである海から数十秒の場所です。
http://hinode-isumi.com/

*********************

開催にあたって

ライターとして仕事を始めてから、たくさんの人に会い、お話を聞いてきました。
心に残る出会いも多く、様々な生き方や考え方に触れて、「世の中はなんと多様で面白いんだろう」と感じています。

取材を通じてそうした人と出会ったことは財産であり、間違いなく、今現在のぼく自身というものはそうした様々な人たちとの出会いによって作られたと思います。

簡潔に言ってしまうと「取材をして原稿を書く」というのがライターの仕事です。しかし、実際に原稿に書くことができるのは、記事の方向性や現実的な文字数の制限もあって、ほとんどの場合、取材で聞いたお話の半分にも満たないものです。
つまり、すごくいい話を取材でお聞きして、一番トクをしているのは実は取材に立ち会っているライター自身なのです。

そんな風に感じているうち、この興奮と学びと出会いと喜びをもっと多くの人(とくにこれから考え方の土台をつくっていく若い人)に体験してもらいたいと思うようになりました。
画面上からでも、きれいにまとまった情報が簡単に手に入れることもできますが、生身の人間を目の前にしたときの情報量にはまったくかないません。興奮と学びと出会いと喜びを得られるのも、現場で一時情報に触れたときだけです。

人が発したものであれ、文字であれ、
「ことば」に影響を受けずにきた人はいません。

「ことば」は人に影響を与え、
「ことば」は未来をつくります。

ライターインレジデンス『LOCAL WRITE-地域の物語を編む4日間』は、【人や地方の多様性に触れることで、世の中の面白さを再確認するきっかけをつくること】そして、【感性と品性とスキルのある未来の書き手を育み、世の中をちょっとだけやわらかくする】ことに取り組みます。

また、“地方”に興味がある人なら、そこに住み、なんらかの活動を行っている人へのインタビューは、暮らしのリアルを知り、活動そのものにもきっと刺激を受けるはずです。そして、希望者は実際に取材をおこなったうえでwebマガジンに原稿を掲載することもできますので、ライターを仕事にしたい人はこれをひとつのきっかけにすることもできるかもしれません。

なお、この企画は、文章技術や作文技術ではなく、幹になる視点と思考にフォーカスを当てています。技術だけではよい文章は書けませんが、視点と思考を身につけると、実に多様で他の誰にも書けない、その人らしい素晴しい文章が書けるようになるからです。そして、この視点と思考は、文章を書くことだけでなく、あらゆる分野に応用可能なものです。これらを手と頭と足を使い、現場で考えていきます。

対象は、

「地域の魅力を発信するためのヒントを得たい人」
「書くことを仕事やライフワークにしたい学生・社会人」
「編集者やライターという仕事に興味のある人」
「地方の仕事と暮らし方に興味のある人」

です。

始めた人にだけ始まるストーリーが、きっとあるはずです。

これまでも面白い方々にたくさんご参加頂きました。今回もどんな方にお会いできるか、とても楽しみにしています。(磯木淳寛)

頂いた質問へのおこたえ

※実際に、参加を検討される方からの質問に回答させて頂いたものを再編集して下記に記載します。

Q.
インタビューやライティングを仕事として経験したことがありません。興味はあるのですが、参加申し込みをしても大丈夫か不安です。
A.
これまでご参加頂いた方は、実際に仕事経験のある人よりも、そうでない人の方が圧倒的に多いです。それでも4日間のワークによって伸びる人は物凄く実力を伸ばしていきました。※例えば、未経験の参加者の書いた原稿がwebマガジンgreenz.jpやsumikaに掲載され、週間1位、月間1位、年間ベストテンに複数入ったりしています。
「インタビューやライティングに対しての前向きな好奇心がある」と言える方であれば大丈夫です。

Q.
それなりの金銭的・時間的投資にもなるので、それに見合った学びを得られるか気になっています。
A.
実はLOCAL WRITEは金銭的・時間的にものすごく割安なのです。よそのいろいろな講座の相場は大体「1日2時間×5日で36000円」くらいです。だとすると、1時間あたり3600円です。参加者も多く、内容も講師の話を聞く座学が中心かと思います。
LOCAL WRITEは4日間でおそらく24時間はやりますが44000円なので、1時間あたり1833円とほぼ半額です。小人数制(最大で8人)なので学びは深くなり、現場に出かけて行っての実践取材もあり、原稿が採用されると原稿料の支払いもあります。手前味噌ですが、同じ金銭的・時間的投資をかけるのであれば、どちらがよいかというのはかなり差があるかと思っています。実際に取材して書くことで得られるものは多く(実力がつきます)、参加者の何人かにはその後個人的に仕事の発注もさせて頂いています。

Q.
LOCAL WRITEに参加することで、磯木さんの本や記事の焼き直しのようにはならないでしょうか?
A.
意図的に真似したらそうなると思いますが、そうでない限りLOCAL WRITEでは、まず、だれもがぼくには書けない文章を書けるようになります。というか、それを目的にしているからです。文章を書くということは自由なことであるべきですし、そうでないと、書く人も読む人も面白くありません。ですから、LOCAL WRITEでやっている内容は多分、ほかのライティング講座と結構違うかもしれません。わかりやすい「伝わるフレーム」みたいなものにはめることもしません。
これまでの参加者も本当にその人らしい文章を書きあげましたし、そういう文章を読んだとき、ぼくは本当に感動します。「これは自分には書けない。すごい」と。文章は、みんながひとつの同じ頂上を目指すようなものではなく、みんながそれぞれの思う良いものに近づけていくことだとぼくは思っています。

Q.
書くことを学んで、自分の地域について取材して記事を書けたらいいな、と思っています。取材先選定→アポ取りのところも、勉強したいなと思っているのですが学べますか?
A.
取材先選定→アポ取りの方法や手段はその時のパターンによっていろいろ違いますが、基本的には特集に合う取材先を選定してアポを取るという割とシンプルなものです。このあたり、詳細をメールで伝えきるのは難しいので、ご参加頂いたときに直接聞いてもらえたら具体的な質問に対してこちらもより具体的なことをもっと伝えられるかなと思います。ほかの参加者も知りたいかもしれないので、一緒にお伝えさせて頂きます。

◆開催パートナー・地域の募集◆

『LOCAL WRITE』はこれまでに関東、関西、北陸、九州(2017/9月時点)で開催してきました。
参加者は毎回3泊4日の期間でライティングについて学び、まちに触れ、人を知り、仲間を作り、最終的に原稿を仕上げていきます。まちにとっては取材対象とまちそのものを公報し、開催地と縁のある人を増やすという側面があり、参加者にとっては地域での暮らしや仕事を知り、書き手としてのスキルを育むという側面があります。※地域の方の参加ももちろんOKです。
たとえば、「外部の目線で地域を発信したい」「webマガジンで公報したい」「地域の刊行物を作りたい」「地域の食に光を当てたい」といった方がいらっしゃいましたら、ぜひこちらからお問い合わせください。

contact

◆最新情報はfacebookページでも発信しています◆

https://www.facebook.com/localwriting/
今回の参加が難しい方は、次回の開催等をこちらのfacebookページでも告知しますので、どうぞご確認ください。

こちらもおすすめ: