【編集】「タルマーリー」は“パン屋”じゃなくなった? 渡邉夫婦が移転の先に見つけた、あえて仕事と暮らしのバランスをとらない生き方。

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http://greenz.jp/2016/10/21/talmary_2016/

2015年5月に開催した「ライター・イン・レジデンスいすみ♯02」参加者だった諸岡若葉にライティングを発注した記事。撮影は同じく2015年8月の「ライター・イン・レジデンス京都」に参加してくれたtonegawa harukaに発注。
気持ちを乗せてエモーショナルな原稿を書くことができる諸岡若葉と、アーティスト気質のtonegawa haruka。

タルマーリーの格さん、麻里子さんには何度も取材させて頂いていますが、今回もとても読みごたえのあるお話でした。

編集を担当しました。
後日、月間PVトップとなったそうです。

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2008年、千葉県いすみ市にて、渡邉格(イタル)さん・麻里子(マリ)さんが夫婦で営む小さなパン屋として始まった、「タルマーリー」。

現代のパンづくりでは当たり前に使われるイースト菌ではなく、あえて扱いが難しい天然酵母だけを使い、小麦粉も既製品を仕入れるだけでなく、農家から仕入れた小麦粒を自家製粉する、一見遠回りなパンづくりをしています。

2011年には、自分たちのパンづくりにより力を入れようと、岡山県・勝山に移転。古民家を自分たちの手で改修し、昔ながらの方法で麹菌を空気中から採取する独自のパンづくりを確立させます。

便利さを優先させるのでなく、自然に住む菌の声を聴いてつくる「タルマーリー」のパンは、私たちの“当たり前の経済”に対しても問いを投げかけてきました。

2015年には鳥取県智頭町に移転し、カフェの運営・ビールの醸造にも取り組んでいます。挑戦し続ける経営者であり、2人の子どもを持つ親でもある渡邉夫婦は、二度の移転という転機を経てどんな生き方を選んできたのでしょうか。

 

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