http://greenz.jp/2016/10/12/spedagiato/
2015年夏に初めてお招き頂いてから、いつも暖かく迎えてくれる阿東文庫の明日香さんとYCAMからお声がけ頂き、3度目(?)の阿東。この短い間に大きく何かが動き出していて、そのひとつがこのインドネシアのspedagi(スペダギ)との活動。
spedagiの代表シンギーの地域課題に取り組む圧巻の活動の数々は本文に譲るとして、滞在した4日間で抱えきれない学びを頂いて帰ってきました。ほかの参加者たちも同じだったと思います。ライターとして、いつも原稿に書ききれない多くの宝物を頂いてきますが、この4日間は特に熱かった。
多くの地方に足を運んでいますが、阿東はもっとも親近感を覚えている地域のひとつです。
greenz.jpで1年半ぶりに執筆しました。
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世界は村でできている。というと大げさに聞こえるでしょうか。
顔と性格をお互いに認識し合い、人がひとつのコミュニティと感じることができる人数は約200人までとも言われますが、その“ムラ”という言葉は、地域や故郷と読み替えることもできますし、すべての市区町村、さらには国でさえ、すべては村(=地域)が先にあり、村の集合でできています。
であれば、世界のカタチも村が変わることでやがて変わっていくはず。
それは、個人一人ひとりができることを小さく実行していくことで大きな波及を生んでいく、ボトムアップ方式による世界のデザインです。
この夏(2016年8月5日~7日)、山口県の小さな“村”で、これからの生きる姿勢と地域の問題解決の指針を「村のデザイン」から学び、語り合うための「世界ヴィレッジデザイン会議」が開催されました。
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